動物園へ行くと、さまざまな種類の動物たちが私たちを和ませてくれます。

その中で、絶滅の危険がある動物は、どれかわかりますか?

各動物の案内表示を見ると、その数が多いことがよくわかります。

 

絶滅の危機にある動物と、その原因について考えてみました。

 

絶滅危険度について

 

絶滅の危険がある動物はたくさんいますが、どの程度の絶滅危険度なのか、

それは国際自然保護連合(IUCN)が定めている

レッドリストのランクで示されています。

 

2014年2月時点で、IUCNのレッドリストに掲載された、

絶滅するおそれの高い種の数は次の通りです。

 

(動物とは、哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、魚類、無脊椎動物を含みます)

 

絶滅寸前種 CR(動物合計2,323種)

絶滅危惧種 EN (動物合計3,443種)

危急種 VU (動物合計5,446種)

準絶滅危惧 NT

 

CRは絶滅寸前、ENは近い将来絶滅するだろうと思われるレベルです。

CR、EN、VUの3レベルを合計すると、

哺乳類だけで1,143種、動物合計では11,212種にもなります。

 

絶滅の危険がある動物は?

 

では、どのような動物がリストアップされているのでしょうか。

 

絶滅寸前種CRでは、クロサイ、フタコブラクダ、ラッコ、

コウノトリなど、動物園でおなじみの哺乳類が指定されています。

 

日本固有の動物では、ニホンカワウソ、イリオモテヤマネコ、

ヤンバルクイナ、シマフクロウなどがいます。

 

かつて日本全域に生息していたニホンカワウソは、

ここ10年は生息情報がまったくないそうです。

 

まだ生きているなら四国南部に10頭以下だろうと予想されて

いますが、少なすぎるので繁殖するのは難しいでしょう。

 

絶滅危惧種ENでは、ジャイアントパンダ、トラ、アジアゾウ、

トド、チンパンジー、ゴリラ、トキ、イヌワシ、アオウミガメ、

アカウミガメなど、よく知られた動物がたくさんいます。

 

ちなみに、アフリカゾウ、ライオン、ハヤブサなどは

危急種VUにランク付けられています。

 

絶滅危惧種を増やさないために

 

どうして絶滅しそうなのか、

それは人間の勝手な行動による原因がほとんどです。

 

絶滅寸前種CRのクロサイは、その角が人間の薬になると信じられていたり、

短剣の柄の材料として流行したせいで密漁され続け、どんどん減ってしまいました。

 

絶滅危惧種ENのゴリラは、木材や鉱物をとるため、

人間が森を破壊し、棲むところがなくなったり、

その肉を食べるため密漁されています。

 

このように、人間のために殺されたり、

人間が環境を破壊したために繁殖できなくなり

絶滅の危機に瀕している動物がたくさんいます

 

自分が住んでいる国や地域が違うから関係ないと思っていても、

実は私たちの生活に欠かせない多くの資源は、

自然を破壊することで手に入れています。

 

そのために、関係のない動植物が、絶滅の危機に追いやられて

いるということを忘れてはいけません。

人間が生態系を破壊していくことで、いずれ自分たちの身にも

同じ災難が降りかかってくることでしょう。

 

私たちにできることは、絶滅の危機に瀕している動物たちをもっと知ること、

そしてそのために地球にやさしい行動をすることです。

 

省エネを考えたり、エコについて考えることも、

こういった動物たちを守ることにも繋がっています。

 

次世代を生きる子どもたちに、そのことを伝えていくためにも、

大人が手本を示すべきですね。

まとめ

 

絶滅の危機にさらされている動物は、私たちとも関わりがあるかもしれません。

どんな種類がいるのか知り、地球環境についても関心を持ちましょう。

動物園に行ったり、動物の話をテレビで見たりしたときには、

親子で話したいですね。

 

 

 

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