胃がんや食道がんなどの診断や検査をする時には胃カメラを挿入しますが、

口から挿入する経口内視鏡検査と、鼻から挿入する経鼻内視鏡検査の

どちらで検査をするのか自分で選択する事が出来ます。

この場合、どちらから胃カメラを挿入するのが良いのでしょうか。

胃カメラを飲んで苦しい思いをする前に、

口・鼻それぞれの挿入する場所のメリットやデメリットをよく知っておきましょう。

 

口から胃カメラを挿入する場合の6つのメリット・デメリット

 

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メリット

  • 画像が鮮明である
  • 検査と同時に治療が出来る
  • 正確な検査が出来る

 

経口内視鏡検査場合は、およそ10mmのスコープを使用します。

メリットは、内視鏡が太く、ライトも明るいため、

画像が鮮明で少しの粘膜の変化でも発見が可能である事です。

さらに検査と同時に、ポリープ切除や細胞採取などの処置が行えます。

ポリープなどが見つかった場合、詳しい検査をするために

口から胃カメラを入れる場合が多いです。

 

デメリット

  • 咽頭反射によって吐き気が起こりやすい
  • 麻酔薬で副作用が出る可能性がある
  • 検査中に会話が出来ない

 

より正確に検査する事が出来る経口胃カメラですが、デメリットもあります。

口から挿入する場合、舌根部に内視鏡が当たるので咽頭反射によって、

「おえっ」という吐き気が起こる事が多いです。

 

そのため、咽に麻酔薬を使用して検査を行うのですが、

人によっては副作用が出る場合もあります。

さらに、口から内視鏡を挿入しているので、検査中どんなに苦しくても、

言葉にして伝える事が難しいです。

 

つまり経口胃カメラは、

正確な検査は出来るが、不快感を感じやすい検査方法である事が分かります。

 

鼻から胃カメラを挿入する場合の6つのメリット・デメリット

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メリット

  • 内視鏡の太さが5mm程度と細く痛みも少ない
  • 咽頭反射を起こす心配がない
  • 検査中でも会話が出来る

 

経鼻内視鏡検査の場合は、経口内視鏡検査で使用するスコープよりも細く、

およそ5mm程の内視鏡を使用します。

そのため、刺激や痛みをあまり感じることなく検査が出来ます。

 

経鼻内視鏡検査のメリットは、とにかく体への負担が少なく、

自分自身でもモニターをチェックして、

症状を確認する事が出来るという事です。

 

さらに鼻からの検査のため、医師と会話をする事も可能です。

経口内視鏡検査の時のように、舌根部を刺激する事もないため、

痛みや咽頭反射を起こす事もありません。

 

デメリット

  • 画像が鮮明ではない
  • 検査のみで治療は出来ない
  • 鼻粘膜を傷つけ、出血する場合もある

経鼻内視鏡検査のデメリットは、

経口内視鏡よりも画像が鮮明でない事・検査と同時にポリープ切除や

細胞採取などが行えないという点です。

経鼻内視鏡検査は、あくまで検査を目的としたものなので、

異常があった場合でも治療は不可能です。

 

例え胃カメラを鼻から希望した場合でも、人によっては、鼻に炎症があったり、

鼻腔の変形などが理由で内視鏡が挿入できない場合もあるため、

やむを得ず口からの挿入を選択しなければいけない事もあります。

また、内視鏡の挿入により鼻出血など、鼻粘膜が傷つく恐れがあるので、

鼻の疾患のある方は避けた方が良いでしょう。

 

口と鼻の違いで費用は異なるの?

 

基本的に、口からでも鼻からでも、費用に違いはありません。

胃カメラの検査は、保険が適用するので3割負担の場合、

5000円くらいを目安として考えて良いでしょう。

 

◇胃カメラ検査のみ→3000円~4000円

◇胃カメラ+生検→8000円~12000円

◇胃カメラ+内視鏡治療→12000円~16000円

 

検査の内容や、治療によっては費用が加算しますが、

 
胃カメラ検査のみであれば、そこまで高いお金を払う事はありません。

 

胃カメラ検査の検査時間や検査費用は、人によって異なるので、

あくまで参考としての目安を記載しています。

詳しい費用については、病院へ確認してみて下さい。

 

まとめ

 

胃カメラの検査は、出来るだけ苦しむことなくスムーズに終わらせたいですよね。

一般的に、経口内視鏡検査の場合は、嘔吐などの不快感を感じるケースがほとんどで、

少しでも痛みや苦しみを軽減出来る、経鼻内視鏡検査を希望する方が多いです。

 

しかし、口から内視鏡を挿入する事に抵抗のない方もいますし、

異常があった場合はそのまま治療も出来るので、

口からの胃カメラを選択する方もいらっしゃいます。

それぞれにメリットやデメリットがあるので、

ご自身に合った検査方法を選択する事をおすすめします。
 

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